病院の事務ってどうかなあ?
僕は接客の経験があるから幅広い年齢層ともコミュニケーションとれるよ!
でも先生と看護師さんはいたけど事務なんていなかったよ!
こんにちは!
めがねパーマです!
今回は病院事務の仕事を紹介します。
ここでの「病院」とは病床数20以上の「病院」。クリニックではない。
40代・50代が抱える悩みを、専門家へ仕事中に相談できる職場に就職しませんか?
dodaによると2019年度上半期、転職した人の平均年齢は31.7歳。男性は32.6歳でした。
転職はあなたが過去数年・十数年磨いてきたスキルと知識をまったく新しい業界へ向けて試すための挑戦です。
結婚して守るべき家族がいるから
新しい環境で失敗することが怖い
だけど今の職場はちょっと不満がある・疲れる
転職するって思い切りが必要だったりしますよね。
以下の項目に2つ以上該当する場合は、きっと最後まで読むことで新たにに発見することがあるはずです。
こんな方におすすめ
- 現在転職を考えている
- 病院関係の業界で働いていた経験がない
- 病院には身内や友人のお見舞いで行ったことがあるくらい
- 病院の事務は転職候補にしていない
- 病院の事務は女性が活躍する職場だと思っている
Contents
病院を表からも裏からも支えます!病院事務の役割
病院と一般企業の違い
一般企業=車屋さん としましょう
病院と車屋さんの違い、それは利用する人が来る前の気持ち。
病院
- 体調が良くないとき・ケガをしたときなどに利用する
- 健康診断で良くない判定が出たときに利用する
- つまり、何かしら不安・心配を抱えている
車屋さん
- 車を買うことへのワクワク
- 生活が豊かになることへの期待
病院に行くときにワクワク楽しいって思うのは、子どもが生まれたときかお見舞いで家族に会えるときくらいでしょう。
病院事務の部署
一般企業も同様でしょうが、病院も業務に対して部署が細かく設定されていたり1つの部署が複数の項目を担当していたりします。
・病棟受付業務
・会計業務
・保険請求業務
・健診業務
・経理業務
・採用業務
・職員の入退職の手続き
・公用車の利用手続き
など
病院によってはクラークさんへ業務シフトしていることもあります。
「病院で働く人」と言ったらどんな人を想像しますか?
きっと医師や看護師を思い浮かべたのではないでしょうか。
事務を真っ先にイメージする人は少ないはず。
ですが、事務がいないと病院は成り立たないんです。
病院で働く前に知っておくべきこと
病院の機能を知る
病院はそれぞれに与えられた役割があり機能が違います。
病院の機能
- 急性期
- 慢性期
- 救急指定病院
- 労災指定病院
- 公立、私立
- 病床規模
- 地域医療支援病院
など
急性期病院に脳梗塞で入院して、手術・リハビリ・その後の療養まで全部お願いします!とういうのも違っています。(病院によっては急性期病棟・回復期病棟・療養病棟などがあるところもあります。あくまでも一例です)
病院の機能・役割を知ることで、その病院が出来ること・与えられた役割が分かる
病院探し。求人情報のここを見て!
病院の機能を確認する
- 急性期病院なのか慢性期病院なのか
- 救急指定病院なのか
- 何科があるのか
- 病床数はどのくらいなのか
- 施設基準は何を取得しているのか(これを見ると何となく、どういうことをしている病院なのかが分かります。病院のホームページに必ず載っています)
病院の機能を確認しないまま就職活動を始めてしまうと後悔します。
新卒の就職活動をしていたときには業界地図を見たり企業のホームページを見て分析をしていたのに、転職するときは分析を忘れたっていうのはもったいないですよ。
病院事務には男性もいる!求人票で見えない情報を教えます
病院の機能を知ったあとに気になるのは、外側以外のところですよね。
未経験OKってあるけど本当?
ただし、受付業務や会計業務・保険請求業務に就くことを視野に入れる場合は、診療報酬が2年ごとに変わるので覚えることがいっぱいです。
少しずつ覚えていきましょう。初めは誰でも初心者です。
診療報酬ってとてもルールが細かい割に曖昧なことをかいているので、僕も苦戦しました。
理解が難しいんですよね。人によって解釈も違ってくるし。
働いている人たちは新卒?中途?
若い子が多いの?
病院の事務になるための専門学校があります。
大学を出てから就職する人もいますが、多くは専門卒でしょう。
なので、20代前半くらいの人が多いのではないでしょうか。
特に急性期病院は若い人が多い印象があります。
家庭を優先することは可能?
病院の規模によります。少数精鋭で業務をしている病院では1人の重みが違ってきます。
もしも家庭を優先することを選択したいのであれば、大きな病院の方が良いでしょう。
男女比は?
圧倒的に女性が多いです。
ですが、男性もいます。
男性は少ない分、重宝されます。
本気で病院事務を目指すならやるべきこと。通信教育は不要。
医療事務としての勉強
通信教育を受ける必要はありません。
なぜなら、実際にその勉強が役立つことは少ないから。
「せっかく勉強したのに!」
って思うかもしれませんが、通信教育などで勉強することって「保険請求業務(点数計算、レセプトの作り方)について」です。
入職してすぐに任されるのは、実務です。窓口対応です。
保険請求業務は病院経営にとって重要なことなので、入ってきた人にいきなりお願いすることは無い。
っていう理由もあります。
ですが、勉強したのであれば無駄になることはありません。
むしろ時期がきたら即戦力になれるので、先輩・上司はあなたをとても貴重な存在に感じるでしょう。
通信教育で勉強する保険請求業務はすぐに任される可能性は低い。しかし業務を任されたときには貴重な存在になれる。
受けるかどうかはあなた次第。
有名なところでいえばユーキャンの医療事務講座ですよね。
接客スキルを磨く
まずは接客(病院では接遇)スキルを磨きましょう!
机上の勉強では身につかない一生もののスキルです。
それにあなただけの個性が光るところです。最重要項目と言っても良いでしょう。
周りを広く見る癖をつける
接遇が良くても、視野が狭くなってしまうと残念です。
病院ではいつどんなことが起こるか分からない
- 縦横無尽に職員と患者さん・患者さんの家族が行き交う
- 車椅子に乗っている人や点滴台を引きながら歩いている人もいる
- ストレッチャーに寝ている患者さんが移動していることもある
- 患者さんが急に具合が悪くなって倒れ込むかもしれない
僕が学生時代にカフェでアルバイトしていたときの話。
「同じところを5秒見るな。5秒ごとに振り返れ」と言われていました。カフェってけっこうお客さんの出入りが激しいんです。 5秒するとお客さんの動きがさっきとまったく違うんです。「さっきまでレジに誰もいなかったのに!さっきまで入り口に誰もいなかったのに!」ということがしょっちゅう。 1つのことに集中しすぎないようにしてください。
さいごに
実際に勤務していて感じるデメリットとメリット
僕が13年間働いて思ったデメリットとメリットです。1つの考えとして読んでください
デメリット
- 夜勤があるから朝型にはキツい。(病院によっては外部委託しています)
- 連休が取りづらい。保険請求業務をする人は毎月10日までが忙しいのでGWや年末年始の連休がない。
メリット
- 仕事中に外来受診できる(勤務先の環境によると思います)
- 仕事中に診察待ちをすれば実質待ち時間0
- 医師,看護師,薬剤師などと仲良くなればいつでも健康相談ができる。
- 子どもが熱を出してしまったときも、自宅に近く小児科がある病院に勤務していれば家族に会える。家族の様子がすぐに見られる。
- 家族が入院したときには仕事の合間にお見舞いに行くことができる。